開業までの流れ

開業までの流れは概ね下図の様なものです。
スクールの卒業までが1ヶ月〜3ヶ月、コンセプト考案からグランドオープンまでが3ヶ月位が平均です。

お家サロンの魅力

今は空前の自宅サロン・個人サロンのブームです。

大手や中小サロンで経験を積んで自分ご好みのサロンを作りたい…
自分がお客で通っていたけれど、今度は癒す側になりたい…

などの思いを胸に資格を取り、ベッドと必要な商材さえあれば誰でもがすぐに開業できる時代です。狭いスペース・少ない資金で開業できるのもエステサロンの魅力。開業資金も設備と商材だけなら、30〜50万と少ない資金からでも始めることができます。ビジネスリスクを減らすために、自宅の一室か手ごろなマンションを借りて開業するケースも多く見られます。これなら学校を卒業してすぐに自宅でビジネスをスタートすることができるのです。

一方でネットの普及で情報量はどんどん増え、お客様はスマホやパソコンで手軽にどこでも比較検討ができるようになりました。そのような中で、どこでもある技術・スキルだけでは価格競争に陥り、山のようにあるサロンの中から見つけてもらうことはかなり困難です。マッサージできます・癒せます、というだけでは理想のお客様から選ばれる時代ではなくなりました。

 

厳しい競争

個人事業所ベースの存続率は10年で5%程度というデータがあります。(H18年 中小企業白書 第1部 2005年度における中小企業の動向 第2節 事業の存続・倒産と再生事業の存続・倒産と再生)。個人事業所を小規模サロンとして数字を当てはめてみます。

開業後、1年以内に閉店するサロンは60%(存続率40%)

開業後、3年以内に閉店するサロンは90%(存続率10%)

開業後、10年以内に閉店するサロンは95%(存続率5%)

このよな厳しい現実が見えてきます。サロンの独立開業後、何をもって「成功」というかは難しいですが、少なくともサロンが永く愛され続けて「存続」していなければ、成功とは言われないでしょう。

自宅サロン・個人サロンが多い時代に生き残るためには、サロンで提供するサービスや集客方法に工夫や特徴を持たせていく必要があります。

 

 

競争テクニック

見込み客を増やさないと顧客が増えない

顧客が増えないとファンが増えない

サロンを愛してくれるファンがいなければ悪循環が続き、安定した売り上げは望めません。

 

ファンがいないことで起こる8つのデメリット

  1. お客様の都合を優先させてしまう
  2. 受けたくないお客様も受けなくてはいけない状況を作ってしまう
  3. クーポンに頼ってしまい、理想のお客様が来なくなる
  4. お友達価格から抜け出せない
  5. 価格で選ぶお客様が来るようになる
  6. 予約は埋まっても利益が少ない(時間が奪われ収入につながらない)
  7. 安定収入にならずいつも不安
  8. 複数のビジネスに手を出してしまう。

 

お客様をしっかり獲得し、リピーターとし、ファンとして育てていくこと。この基本ともいえる「1・新規集客→2リピート→3ファン化」のノウハウを、愛されサロンスクールでしっかり身に着けていただくことで、堅実なサロン経営に近づけていくことが可能となるのです。